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自分ルール

夏までに私が守らなければいけないルール・期限までは、きちんと彼に向き合って今まで通り愛すること・奥さんや子供の詮索をしないこと、なるべく考えないようにすること・彼の精神的支えになれるよう努力すること・嘘はつかないこと・できる限り泣いたり暴れたり…

無題

何者にもなれないわたし。

恋が着せ、愛が脱がせる。

ふと目に止まった、伊勢丹のキャッチコピー。はっ、として、思わずマウスをスクロールする指が静かに止まった。恋が着せる、恋をしたことのある女の子なら、誰しも経験があるだろう。「あの人は、どんな服が好きなのかな?」姿見の前で服をとっかえひっかえ…

darling

深夜二時。私はいつものごとく眠ることが出来ずに、布団を頭まで被って身体を丸める。そうしてイヤフォンで音楽を小さく流して、あのひとのことを考える。イヤフォンからはあのひとの好きなアーティストの曲が流れていて、胸焼けがするくらい甘ったるい言葉…

悪い女ほど、清楚な服が似合う

林真理子著『更衣室で思い出したら、本当の恋だと思う』なんとなく名前に惹かれて、小説の裏にあるあらすじを目で追ってみた。「不倫をやめられない美容マニア」 なんて言葉が目に入ったものだから、なんだか他人事ではない気がして、買わなくてもいいような…

嗚呼無情

今。私の頭の中にはこの四文字が浮かんでいる。嗚呼無情。昔の歌手が歌っていたなあ、アン・ルイス?だっけ。通勤途中の中央線快速の中でそんな事を考える。まだ起きていない頭で、無駄な思考を何百、何千と繰り返す。本日は木曜日。 一週間のなかで、もっと…

終電を逃して床で眠る人 誰も来ないコンビニのレジにいる人 アドレス帳が消えてホッとしてる人家から外に一歩も出られない人靴を片方なくして裸足で歩く人 血の付いた下着をお風呂で洗う人 割れたグラスの破片を片付ける人 もう二度と会いたくないと言えない…

水の美学

うっすらと金黄色(きんいろ)のあたたかなともしびが揺れる。 真夜中、私は本を読む。長野まゆみの、 夜鳴く鳥は夢を見るこの本を読んで、気付かされたことがある。 私のこの形容しがたい懐かしいような、 悲しいような、しかしどこかきらきらしている感情…

水の美学

黒い大理石のバスタブに 白い手足が揺れる。 四角い白いその空間に、白い光が優しく、しかし鮮烈に差し込む。 窓を少し開けると、ひんやり、と朝独特の空気が頬を撫でる。 眼下には揺蕩う海。天から光を受け 、やわらかくきらめいている。 ここ、サンクチュ…

真夜中の走り書き

初夏の檸檬の香りがほのかにするような夜。 黒黒とした空には、無数の硝子細工のようなきらめきが点々と散らばっている。真夜中、私の甘美な部屋には 細く、うっすらと、たゆたうように 夜想曲が流れている。机の上の洋灯(ランプ)は、 青や若草色や薄紫、…

red

空が。 真っ赤に燃えている。煙が白く立ち上り、まるで絹のヴェールのようだ禍禍しい光景な筈なのに、 わたしのこころは、わたしのこころは、 ああ、乱される。天に向かい真っ直ぐ伸びた炎は馬の鬣の如く、 煌煌と群青色の空できらめいている。いつもより強…

無題、17の独白

17歳、制服の告白あたしは認めたくもない。まあるくて小さくてぱさぱさしてるあたしは 図書室が好きで初夏の気だるい昼下がり 赤い飴を舐めた 苺味、甘ったるい あたしの膝小僧に鳥肌が立って涙がでた17歳のきらきらした感情は きっと言葉に表せられない恋…